伝統的な名作チェアをもとに、現代の日本のライフスタイルに合わせて新たにデザインされたダイニングチェア。
IDENTITY チーク ダイニングチェア C310WX日本の家は、ダイニングとリビングを区切ると圧迫されてしまう傾向があります。限られたスペースの中で、空間をいかに広く使えるか。その方法をつきつめて考えたときに、日本の昔ながらの一家団欒の風景が浮かびました。ひとつのちゃぶ台をかこみ、様々な暮らしのシーンをいろどる生活。それは、ときにダイニングルームとなり、ときにリビングルームとなってお客様をもてなす場となりました。そのような効率的に過ごすための昔ながらの工夫を、現代の生活と融合させて新たな生活スタイルとして蘇らせました。伝統的な名作チェアをもとに、現代の日本のライフスタイルに合わせて新たにデザインされたダイニングチェア。座面はラタン手編み仕上げで、しなやかな丈夫さと心地良い弾力があります。軽くて扱いやすく、テーブルの下に納まるフレキシビリティー。まるでソファのようなゆったりとした座り心地が、ダイニングとリビングが融合したソファいらずのリラックス空間を演出します。微調整を繰り返したバックのカーブと傾斜が、心地よく身体にふれます。座面は熟練のラタン家具職人によりしっかり編まれているので、しなやかな丈夫さと程よい弾力がある座り心地を実現。またラタンは水に強く通気性がよいので、暑い時期は蒸れずにベタつかず快適に過ごせます。着目したのは、現代デザインに影響を与え続ける名作 THE CHAIR(1949年)。伝統的な名作チェアをもとに、建築家中西正佳氏デザインによる新たなライフスタイルを提案するシンプルで洗練されたチェアです。 中西正佳 滋賀県生まれ 京都大学大学院 建築学専攻 修士課程修了 竹中工務店設計部を経て現在中西正佳建築設計事務所代表 受賞歴 日本建築学会作品選奨 / 芦原義信賞 他多数 代表作 神戸国際中学校 河野記念アルモニホール / 竹中大工道具館新館